ネットワークインターフェイスコントローラー(NIC)

プランスクリプトには、ネットワークインターフェイスコントローラー(NIC)属性を含めることができます。NIC属性は複雑なカスタム属性であり、ネットワークインターフェイス構成パラメーターを含んでいます。

NIC属性は<name>.<parameter>の形式に従います。カスタム属性は、.<parameter>構成パラメーター構文によって自動的にNICとして認識されます。NICタイプのカスタム属性は変更できません。

NIC属性パラメーターは、単一属性名の下、OSビルドプランおよび展開プラン内でグループ化され、NICタイプになります。NIC属性のタイプには、次の2つがあります。
  • チーム化

  • 未チーム化

チーミングされたNIC属性

HPE Synergyメンテナンス操作中にサーバーが継続的にネットワークに接続できるように、チーミングされたネットワーク接続が使用されます。また、可用性を向上させるためにも使用されます。チーム化されたNIC属性には、次のパラメーターを含めることができます。
  • ipaddress1 - mac1パラメーターを使用する場合、このパラメーターは必須です。

  • ipaddress2

  • mac1 - mac1属性が任意の値に設定されていない場合、プランスクリプトのnoneに展開されます。

  • mac2 - mac2属性が任意の値に設定されていない場合、プランスクリプトのnoneに展開されます。

  • dns1

  • dns2

  • dns3

  • netmask

  • gateway

  • vlanid -ネットワークセット内でネットワークを識別するための一意のIDです。

  • dhcp - このパラメーターの値Trueは、サーバープロファイルでDHCPが選択されていることを示します。

  • networkuri - このパラメーターの値は、接続に関連付けられているネットワークを示します。networkuri値と一致するNICは、同じネットワークに接続されます。

  • ipv4disable - このパラメーターの値Trueは、NICでIPv4ネットワークが無効になっているをことを示します。

チーム化されていないNIC属性

チーム化されていないNIC属性には、次のパラメーターを含めることができます。
  • ipaddress

  • mac - mac属性が任意の値に設定されていない場合、プランスクリプトのnoneに展開されます。

  • dns1

  • dns2

  • dns3

  • netmask

  • gateway

  • vlanid -ネットワークセット内でネットワークを識別するための一意のIDです。

  • dhcp - このパラメーターの値Trueは、サーバープロファイルでDHCPが選択されていることを示します。

  • networkuri - このパラメーターの値は、接続に関連付けられているネットワークを示します。networkuri値と一致するNICは、同じネットワークに接続されます。

  • ipv4disable - このパラメーターの値Trueは、NICでIPv4ネットワークが無効になっているをことを示します。

重要:

サーバープロファイルからのNIC属性設定と、ネットワーク接続の構成方法は、MACアドレスを使用した適切なネットワークアダプター機能のOS設定に関係しています。このため、プランスクリプトには、各NIC属性の.macサブタイプが含まれる必要があります。

IPv4構成オプション

サーバープロファイルは、OSの展開のために要求されたネットワーク構成を示す<name>.<parameter>値を提供します。プランスクリプトでネットワーク構成パラメーターを使用しない場合、サーバープロファイルはパラメーターを要求しません。

OSビルドプラン画面のカスタム属性の編集ダイアログでIPv4構成を設定して、サーバープロファイルで選択できる構成を制限できます。
静的を許可

このオプションは、サーバープロファイルが静的IPアドレスでNICを構成するように要求できることを示します。設定しない場合、サーバープロファイルでは静的IP構成は許可されません。静的IP構成が許可されている場合は、静的IP構成を入力することができます。または、HPE OneViewにネットワークのIPプールがある場合はプールから割り当てることができます。

DHCPを許可

このオプションは、サーバープロファイルがNICをDHCP用に構成するように要求できることを示します。具体的には、このオプションでは.dhcp値を指定できます。設定しない場合、サーバープロファイルではDHCPを選択できません。

ネットワーク接続なしを許可

このオプションは、サーバープロファイルでNICに接続を提供しないことを許可することを示します。設定すると、.macまたは.mac1および.mac2値は、プランスクリプトのnoneに展開されます。設定しない場合、NIC属性のサーバープロファイルでネットワーク接続を指定する必要があります。

ネットワークチーミングなしを許可

このオプションは、サーバープロファイルがチーム化されたNICに単一の接続を提供できることを示します。設定すると、.mac2値はプランスクリプトのnoneに展開されます。設定しない場合、サーバープロファイルでは、チーム化されたNICでの単一のネットワーク接続のみは許可されません。

これらの設定を結合して、展開するOSの特定のデータセンターポリシーまたは機能に準拠するネットワーク構成のみを許可するように制限できます。

表2: チーム化されていないNICのオプション例
静的を許可 DHCPを許可 ネットワーク接続なしを許可  
選択 選択 未選択 ネットワーク接続を指定する必要があります、静的またはDHCPのいずれかの構成を指定できます。
未選択 選択 選択 ネットワーク接続はオプションです。接続を指定する場合、DHCP構成が使用されます。
選択 選択 選択 ネットワーク接続はオプションです。接続を指定する場合、DHCPまたは静的構成を使用できます。
表3: チーム化されたNICのオプション例
ネットワーク接続なしを許可 ネットワークチーミングなしを許可  
未選択 未選択 チーム化された構成を許可するには、複数の接続が必要です。
選択 未選択 NICはサーバープロファイルで接続されていない可能性がありますが、チーミング用に接続された複数の接続が必要です。
未選択 選択 NICには接続が必要ですが、単一の接続または複数の接続が許可されます。サーバープロファイルでは、接続がチーム化されているかどうかを判別できます。
選択 選択 サーバープロファイルは、NICを未接続のままにして単一の接続を提供するか、チーミングのために複数の接続を提供できます。

チーミングされたNICのプランスクリプトでは、.ipaddress2の使用を選択できる場合とできない場合があります。.ipaddress2を使用する場合、静的な構成のために2番目のIPアドレスが構成されます。.ipaddress2を使用しない場合、複数の接続が行われるときでも、チーミングされたNICには単一のIPアドレスが指定されます。OSでNICチーミングを構成するためには、多くの場合単一のIPアドレスのみが必要です。

NICカスタム属性の制約:

デフォルト値

NIC属性はデフォルト値を持つことができません。値は、IPプールから自動的に設定するか(HPE OneViewのサーバープロファイルでautoモードが有効になっている場合)、ユーザーが指定できます。

サーバープロファイルでDHCPモードを有効にするには、IPv4構成としてDHCPを選択します。