アプライアンスを再イメージするためのUSBフラッシュドライブの作成

重要: 現在インストールされているアプライアンスイメージのバージョンと一致するUSBフラッシュドライブを常に保持するために、アプライアンスファームウェアのインストールおよび更新後すぐにUSBフラッシュドライブを作成することをお勧めします。複数のバージョンがある環境では、バージョンごとに1つずつ別のUSBドライブを作成します。

前提条件

  • LinuxまたはMicrosoft Windowsオペレーティングシステムを実行しているコンピューター
  • 4 GBまたはそれ以上のメモリを搭載したUSBフラッシュドライブ
  • インターネット接続

アプライアンスを再イメージするためのUSBドライブの作成

手順
  1. アプライアンスイメージのバージョンを識別します。
    ファームウェアバージョンを表示します。
    • 表示オプションを使用したアプライアンスのMaintenance Console

    • HPE OneViewで、OS展開サーバー画面を使用して、メンバーアプライアンスのインストール済みファームウェアバージョンを表示します。全般で、展開サーバーインターフェイスへのリンクを選択し、展開アプライアンスを選択します。

    表示されているファームウェアバージョンは、ステップ5でダウンロードしてUSBドライブに含めるイメージのバージョンです。

  2. コンピューターのUSBポートにUSBフラッシュドライブを挿入します。
  3. 必要な場合は、十分なディスク容量を確保するために不要なパーティションを削除します。
  4. 次のガイドラインを使用して、1つのFAT32またはW95 FAT32パーティション用にUSBフラッシュドライブをフォーマットします。
    • Linuxオペレーティングシステムの場合は、/sbin/fdisk /dev/sdxコマンドを使用します。ここでxは、使用されるUSBポートのドライブ番号です。
    • Windowsオペレーティングシステムの場合は、コンピューターウィンドウでUSBのアイコンを右クリックしてフォーマットを選択します。
    • USBドライブにラベルを指定します。任意の名前を指定できますが、予約されている名前であるEMBEDDEDを除きます。ラベルの一部として日付を使用することを検討してください。

    • プライマリパーティションを1つだけ作成します。既存のパーティションを削除します。
    • 要求された場合は、以下のパラメーターを指定します。
      • 容量:最大値

      • アロケーションユニットサイズ:4096バイト

      • 最初と最後のブロック:デフォルト値

  5. Webサイトhttp://www.hpe.com/downloads/Synergyからリカバリイメージ(.zipファイル)をダウンロードします。

    ダウンロードするリカバリイメージは、手順1で決定したバージョンと一致する必要があります。USBのリカバリのために完全なイメージをダウンロードするようにしてください。既存のイメージのファームウェアアップデートには、完全なイメージは含まれていません。

  6. 圧縮されたイメージを解凍します。
  7. イメージファイルの内容をUSBフラッシュドライブにコピーします。
    重要:

    ファイルの名前は変更しないでください。

  8. 必要に応じて、USBフラッシュドライブを取り外し、将来使用するために保存します。