イメージストリーマーの構成要素

イメージストリーマーは、展開に以下のアーティファクトを使用します。
プランスクリプト

展開またはキャプチャープロセスを実行するために使用するguestfishスクリプト。プランスクリプトは、キャプチャーと展開の両方のプロセスのOSビルドプランで使用されます。

OSビルドプラン

展開またはキャプチャープロセス中にサーバーボリュームの構成を追加、変更、または削除するために使用する、プランスクリプトのセット。

ゴールデンイメージ

複数の同時展開用にカスタマイズできる、以前に展開されたOSボリュームのブロックコピーのブロック。

展開プラン

ステートレスサーバーの展開に使用されるサーバープロファイルの入力として機能する、ゴールデンイメージとOSビルドプランの組み合わせ。

アーティファクトバンドル

ほかのアーティファクトを1つのアーカイブファイルにパッケージ化することができる、アーティファクトのバンドル。このパッケージ化により、アーティファクトをさまざまなイメージストリーマーアプライアンス間で移動することができます。この形式は、Hewlett Packard Enterprise提供のアーティファクトのリリースで使用されます。

Hewlett Packard Enterprise提供のサンプルアーティファクトは、OS展開用、またはカスタマイズされたアーティファクトの開発支援に使用されることがあります。カスタム属性の誤りによってOS展開が失敗する可能性があるため、テクニカルサポートは、通常はHewlett Packard Enterprise提供のアーティファクトを使用してそのような問題を再現するよう依頼します。Hewlett Packard Enterprise提供のサンプルアーティファクトには、著作権情報を持つHPEで始まる名前が付けられています。確実にするため、Hewlett Packard Enterprise提供のアーティファクトは、オンラインのHewlett Packard Enterprise定義の値でSHA1を検証します。これらのアーティファクトをコピーしてカスタマイズ機能を変更したり、構成設定用の追加のカスタム属性を含めることもできます。