カスタム属性のタイプ

OSビルドプランで正規表現の制約が指定されていない限り、任意の値を持つことができます。

文字列カスタム属性値の制約：

正規表現

指定した値が正規表現に一致する必要があります。たとえば、^[A-Za-z0-9]+$という正規表現の制約は、カスタム属性値には大文字のアルファベット、小文字のアルファベット、および数字のみを含める必要があることを意味します。文字列全体と一致させるには、開始文字として^または終了文字として$を常に指定してください。

空白のままの場合、カスタム属性値は検証されません。

長さ: 最長254文字を使用できます。

パスワードの値は暗号化されて保存され、入力中はマスクされます。

パスワードカスタム属性値の制約：

正規表現: 正規表現の制約が指定されている場合、パスワードが一致する必要があります。文字列全体と一致させるには、開始文字として^または終了文字として$を常に指定してください。
最小長: 必要な文字の最小数。
最大長: 必要な文字の最大数。

値は有効なIPv4アドレスである必要があります。

値は有効なホスト名である必要があります。

ホスト名カスタム属性値の制約：

長さ

最長254文字を使用できます。

許可される文字

ピリオド（.）を含めることはできません。
アルファベット、数字、ハイフン（-）、アンダースコア（_）を含めることができます。
先頭をハイフン（-）またはアンダースコア（_）にすることはできません。

値は有効な完全修飾ドメイン名である必要があります。

FQDNカスタム属性値の制約：

許可される文字

少なくとも1つのピリオド（.）を含める必要があります。
アルファベット、数字、ハイフン（-）、アンダースコア（_）を含めることができます。
先頭をハイフン（-）またはアンダースコア（_）にすることはできません。

長さ

最長254文字を使用できます。

値には、整数または10進数を使用できます。

番号カスタム属性の制約：

最小

使用できる最小値

最大

使用できる最大値

増分

値を増加または減少していく数。増分オプションまたは減算オプションを次の画面で利用できます。

展開プランの作成
展開プランの編集
展開プランのコピー
Create Server Profile
サーバープロファイルの編集

単位

該当の数字に対応する単位

カスタム属性値をユーザー指定の値に制限します。
次の画面にはメニューが表示されます。ユーザーはこのメニューを使用してオプションのリストから値を選択できます。
- 展開プランの作成
- 展開プランの編集
- 展開プランのコピー
- Create Server Profile
- サーバープロファイルの編集

プランスクリプトには、ネットワークインターフェイスコントローラー（NIC）属性を含めることができます。NIC属性は複雑なカスタム属性であり、インターフェイス構成パラメーターを含んでいます。

プランスクリプトでインターフェイス構成パラメーターを使用しない場合、サーバープロファイルはパラメーターを要求しません。

NIC属性は<attribute>.<parameter>の形式に従います。
カスタム属性名に.が含まれる場合、タイプはNICに自動的に設定され、その後、タイプを変更することはできません。.より前の部分の名前はカスタム属性の名前とみなされます。
NIC属性は、単一属性名の下、OSビルドプランおよび展開プラン内でグループ化され、NICタイプになります。
プランスクリプト内のカスタム属性のすべてのルールがNIC属性に適用されます。NIC属性には、次のインターフェイス構成パラメーターを含めることができます。
- ipaddress
- domain
- dns1
- dns2
- dns3
- mac
- netmask
- gateway
- vlanid
- dhcp
- networkuri
- ipv4disable

特定のNIC属性では、IPv4構成を静的、DHCP、またはネットワーク構成の無効化に設定できます。

静的: IPv4構成の詳細は、サーバープロファイルの作成時に選択された接続（自動的またはユーザーによる指定）から設定されます。
DHCP: IPv4構成の詳細はDHCPサーバーから設定されます。
ネットワーク構成の無効化: NICは構成されません

NICカスタム属性の制約：

デフォルト値: NIC属性はデフォルト値を持つことができません。値は、IPプールから自動的に設定するか（HPE OneViewのサーバープロファイルで自動モードが有効になっている場合）、ユーザーが指定できます。